動画からWAVへ:編集プロジェクト用の音声を準備する
WAVへの抽出で、編集プロジェクトに取り込む音声コピーを用意できます。使う前にサンプルレートとチャンネル数が要件に合うかを確認し、録音を聴きましょう。元の音質が仕上がりの基礎になります。
受け取るプロジェクトの要件を知る
WAVは複数の符号化を入れられるコンテナで、非圧縮PCMによく使われます。拡張子だけでなく符号化、サンプルレート、チャンネルを確認します。
この経路は16 bit PCM、毎秒44100サンプル、2チャンネルです。WAVという名前だけでは別の設定要件を満たしません。
参考資料: MDN — Media containers and their tracks · MDN — Audio codec characteristics
データを増やしても元の録音は戻らない
圧縮音声をPCMにしても捨てられた情報は戻りません。モノラルを2チャンネルにしても新たな空間情報が自動で生まれるわけではありません。
元を残しWAVを作業コピーと考えます。効果を加える前に聴き、元の問題と後の編集を区別しましょう。
容量と開始位置を確認する
圧縮した試聴用より大きくなり得ます。多数作る前に空き容量を調べ、書き出すたび音質が良くなると考えないでください。
最初と最後を聴いて対象プロジェクトに読み込みます。動画に戻すなら同期も確認します。単独で再生できてもタイムライン上の位置は証明できません。
例:45秒のPCM容量
毎秒44100サンプル、16 bit、2チャンネルでは、1秒の音声データは44100 × 16 × 2 ÷ 8 = 176400バイトです。45秒ならヘッダー等の前で7938000バイトになります。
これは容量の説明で、音質ではありません。プロジェクトが毎秒48000サンプルを求めるなら不適合です。名前を変えたり全WAVを同等と考えたりせず、要件に合う方法を選びます。