割引は、実際に支払う価格で比べる

セール表示の数字が最も大きい商品が、最もお得とは限りません。同じ商品の最終価格を、割引の対象外になる費用も含めて比べることが大切です。

節約額と最終価格を分ける

値引き額は、元の価格に割引率を掛けた金額です。それを元の価格から引くと、支払う価格が分かります。節約額が役立つのは、比較の基準価格自体に意味がある場合です。

元の価格が分からなければ、「30%引き」だけではいくら安くなるか分かりません。出発点が安い商品なら、割引率が小さくても支払額は低くなることがあります。

参考資料: OpenStax — Sales tax, commission and discount applications

重ねる割引率は足せない

2回目の割引を値引き後の価格に適用する場合、基準は小さくなっています。25%引きの後にさらに10%引きなら、元の価格の75% × 90% = 67.5%が残ります。全体の割引率は35%ではなく32.5%です。

定額クーポンは別の計算になります。適用順と対象商品を条件で確認しましょう。すべての店が、割合の割引の前や後に同じ順番でクーポンを使うとは限りません。

同じ条件の買い物を比べる

内容量、個数、仕様をそろえて比較します。容量が違う場合は、セール価格だけでなく単位あたりの価格も比べましょう。

実際に提示された必須の手数料や送料も加えます。割引の計算だけでは、店の条件や決済画面の最終合計は分かりません。

例:追加の割合割引か、定額クーポンか

架空の商品が480だとします。25%引きで360になり、その価格からさらに10%引くと324です。節約額は156で、元の価格の32.5%に当たります。

2つ目の特典が、最初の割引後に30を引く定額クーポンなら、支払額は330です。基準額を知らずに「10%」と「30」を比べるより、324と330を比べる方が判断に役立ちます。

参考資料