学期GPAと累積GPA:単位数で変わる平均の求め方

単位数で重みを付けるGPAでは、4単位の科目は2単位の科目の2倍の重みを持ちます。評価点を足して科目数で割るだけでは、正しい平均にならないことがあります。

重み付き平均の計算方法

各科目の評価点に計算対象の単位数を掛け、それらを合計して対象単位数の合計で割ります。ジョージア工科大学の教務部門もこの仕組みを説明しています。ただし、点数の尺度や対象外となる科目は、自分の大学の規則に従います。

参考資料: Georgia Tech Registrar — Grade Point Average Calculation

学期GPAと累積GPAは対象範囲が違う

学期GPAは1つの学期の対象科目を集計します。累積GPAは複数の学期の評価点と単位数を合わせたものです。2つの学期GPAをそのまま平均できるのは、重みが等しい場合だけです。

過去の成績を合算するには、以前のGPAと対象単位数の両方が必要です。GPAが3.2という情報だけでは、どれだけの単位に基づく値か分かりません。公式の「評価点×単位数」の合計があれば、それを使いましょう。表示されたGPAは、すでに丸められている場合があります。

一般的な計算ツールだけでは決められないこと

再履修、合格・不合格のみの科目、認定された編入単位、未確定の成績の扱いは大学の規則によります。単なる丸め方の違いではありません。

  • 評価尺度を統一します。4点満点と5点満点の数値を混ぜないでください。
  • 履修した全単位ではなく、GPAの計算対象になる単位を使います。
  • 学習計画の試算として利用し、正式な判断では成績証明書と学則を確認してください。

例:新しい学期に2科目を履修した場合

1科目目は3単位で評価点4、2科目目は2単位で評価点2とします。重み付きの合計は3 × 4 + 2 × 2 = 16です。学期GPAは16 ÷ 5 = 3.2になります。

過去の成績が30単位で、丸める前のGPAが3.0なら、累積GPAは(30 × 3 + 16) ÷ 35 = 3.028571…となり、小数第2位まででは約3.03です。3.0と3.2の単純平均は3.1ですが、単位数が違うこの例では正しくありません。

参考資料