入学選考の加重スコアを計算する方法と考え方
同じ100点満点の成績でも、選考スコアへの寄与は異なります。加重スコアは志望課程の配点比率で成績を合計するもので、単純平均とは限りません。計算結果そのものが合格判定になるわけでもありません。
得点と配点比率は別のもの
得点は学校や試験の結果、配点比率は全体に占める割合です。学力試験の比率が40%なら、1点の上昇で総合スコアは0.4上がります。80点から90点への上昇は、総合では10点ではなく4点です。各得点に百分率の配点を掛けて100で割り、途中で丸めずに合計します。
志望課程の計算式を確かめる
高校30%、適性30%、学力40%が共通ルールだと思わないでください。キング・ハーリド大学はSTEPを含む場合など、複数の配点を公開しています。対象課程と入学年度の要項を確認しましょう。配点の合計は100%とし、不要な試験の配点を自己判断で振り分けないことが大切です。
計画の指標であり、合格の約束ではない
サウジアラビア教育省は競争的な選考や追加の試験・面接などの条件を示しています。計算したスコア、出願最低条件、選考結果を区別しましょう。下の92という目標は仮の数値で、公式な合格最低点ではありません。この計算式から誤答数に基づくQiyasの公式得点を求めることもできません。
例:90から92を目指す
仮の配点30/30/40で高校95、適性85、学力90なら、95 × 0.30 + 85 × 0.30 + 90 × 0.40 = 90です。高校と適性を固定して92にするには、学力試験で(92 − 28.5 − 25.5) ÷ 0.40 = 95が必要です。
目標96なら必要得点は105となり、100点満点では不可能です。他の得点が同じなら上限は94です。再受験や得点改善が可能とは決めつけず、目標や他の成績を検討してください。必要得点を切り捨てると目標に届かない場合があるため、実際の採点尺度と大学の条件を確認しましょう。